設計法(補強土壁工法の設計法)

(更新日:2015年5月11日)

従来,補強土壁工法の設計法は統一したものはなく,工法ごとに異なった設計法を採用していた。しかしながら「道路土工擁壁工指針(平成24年度版)」の改訂に伴い,平成27年4月現在,補強土壁工法の設計法は,検討項目とともに計算方法もある程度統一されてきた。

ここでは,現在考えられる補強土壁工法の検討項目を表-1にまとめる。

 

表-1 補強土壁工法の検討項目

検討概要 検討内容 検討項目
補強土壁を構成する部材の安定性

(内的安定検討)
補強材に働く引張り力に対して,所定の安全率を確保する補強材の配置・長さ・壁面材との接続法を決定する検討。 補強材の破断に対する検討
補強材の引抜けに対する検討
壁面材と補強材の連結部に対する検討
 
 
補強土壁自体の安定性

(外的安定検討)
補強材が敷設されている範囲を仮想的な擁壁と考え,補強土壁自体の安定性を照査する検討。 滑動に対する検討
転倒に対する検討
支持力に対する検討
 
 
補強土壁および基礎地盤を含む全体としての安定性

(全体安定検討)
補強土壁の背面盛土及び基礎地盤を含む全体としての安定性を照査する検討。 円弧すべりに対する検討
基礎地盤の沈下に対する検討
基礎地盤の液状化に対する検討
 
 

 

 

 

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弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。

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補強土壁と基礎地盤対策と切土斜面対策を一括で検討したい場合など、幅広い検討ができます。ご相談ください。

 

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公正公平な比較検討 コンプライアンス対応 補強土壁工法形式比較検討業務

 

補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。

一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。

さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。

このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法

弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。

公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。

【取扱工法】 テールアルメスーパーテールアルメ多数アンカーTUSSアデムウォールRRRジオパネルジオブロックレコウォール緑化テールアルメワイヤーウォールテンサーアデムE-グリッドセルフォースコスモグリッドテンロン

成果品の一例

成果品一式

・ 補強土壁工法比較表(A3版)

・ 各工法ごとの横断面図(A3版)

・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版)

・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版)

・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版)

工法比較表

 

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業務手順

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比較形式の選定

工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。

計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。

比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。

工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。

成果品の送付

 

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