株式会社 補強土エンジニアリング(REECOM)は,2016年4月におかげさまで創立20周年を迎えました。建設業界と共に歩んできた20年間,色々なことがありましたが,これまで社業を続けてこられたのも,ひとえに多くのお客様および関係者の皆様方の変わらぬご支援によるものと心から感謝しております。心から厚くお礼申し上げます。
20年前,阪神・淡路大震災が発生した年(1995年1月)の翌年にREECOMは創業しました。それから8年後の2004年10月に新潟県中越地震が発生し,さらにそれから7年後の2011年3月に東日本大震災が発生しました。このような大地震が発生するたびに,多くの方が犠牲となりました。そして道路や鉄道を構築する土木構造物の安全性も問われてきました。もっと安全な構造物ができなかったのかと・・・・・。
大地震に遭遇した補強土壁の被災状況を調査した結果,補強土壁は土木構造物の中でも地震に対して粘り強い構造物として認められています。そしてこの20年間で補強土壁の設計も大きく変化してきました。当初は工法によって異なっていた設計法も,2014年のマニュアル改訂により,主要3工法(テールアルメ,ジオテキスタイル,多数アンカー)の設計法はほぼ共通になりました。それとともに,補強土壁の設計法も安全側に推移してきています。
20年前と比較して公共事業費は半分程度に減少してきましたが,国民を災害から守る安全な土木構造物はさらに重要となってきています。弊社はこれからも得意とする『補強土とその周辺技術』の分野で,安全な土木構造物を設計することにより,社会に貢献していきたいと考えています。
今後とも,変わらぬご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。
2016年4月1日
株式会社 補強土エンジニアリング
代表取締役 小川憲保
「補強土壁・軽量盛土工法技術資料ファイル」無料配布中!技術資料と会社案内を1冊のファイルにまとめ,お手元に置いて頂きやすいようにしました。R5年7月会社案内カタログ刷新!きっと業務のお役に立つと思います。
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