(更新日:2007年12月25日)
宅地造成工事規制区域内で補強土壁工法は使用できますか?
また,『宅地防災マニュアル』には,ジオテキスタイルに関する記述がありますが,ジオテキスタイル補強盛土工法は使用できるのでしょうか。
A.11 宅地造成工事規制区域内において行われる造成工事の擁壁としては,補強土壁ではテールアルメ工法のみが使用できます。ただし,テールアルメ背後の土地の用途及び利用には次のような制限があります。
(1)設置場所
テールアルメの管理者は地方公共団体またはこれに準ずる機関であること。
(2)土地の利用制限
補強材の真上範囲には,建築物・工作物は構築できない。
また,ジオテキスタイル補強土壁工法は宅地造成工事規制区域内で使用できませんが,ジオテキスタイル補強盛土工法については,本工法による盛土上に建築物等が設置されない道路,公園,運動場並びにこれに準ずる施設について,地方公共団体もしくはこれと同程度の恒久的維持管理が期待できる者により管理されることとなるものに限りその利用を認めるなど,慎重に対処する必要があります。
図-1 土地の利用制限
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
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