(更新日:2016年1月12日)
補強土壁工法における設計法の種類とその違いについて教えてください。
A.21
Q.20で述べたように補強土壁工法においては統一した設計手法がなく,工法ごとに異なった設計を採用しています。ここでは代表的な設計法の種類とそれらの違いについて述べます。
現在使用されている設計法の中で,最も多く使用されている代表的な設計基準書を表-1に示します。
表-1 補強土壁工法の代表的設計法
設計基準書 | 適用工法名 | 備考 |
---|---|---|
補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル第4回改訂版(2014.8.) | テールアルメ工法 | 土木研究センター 発行 |
ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル第二回改訂版(2013.12.) | ジオテキスタイルを用いた補強土壁工法 | |
多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル第4版(2014.8.) | 多数アンカー工法 | |
アデムウォール(補強土壁)工法設計・施工マニュアル(2014.9.) | アデムウォール |
マニュアル改訂前の旧マニュアルでは,表-1に示す主要な補強土壁工法において,工法毎に設計法が異なっていたが,今回改訂したマニュアルでは,補強土壁としての共通性が確保されているのが目立つ。
具体的には主要な補強土壁工法において,設計法がほぼ共通となったと言える。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
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