(更新日:2009年11月9日)
施工時の安全管理について教えてください。
A.48
補強土壁の施工は,単純な作業の繰り返しであるが,一般に施工現場が狭く,機械作業と人力作業とが並行して行われるので,労働災害が発生しないよう安全には注意を払う必要がある。
ここでは,補強土壁に特有な作業で,かつ特に安全に注意する作業について述べることにする。
a) 最下段壁面材の設置作業
壁面材がコンクリートパネルの場合,最下段壁面材の設置作業において壁面材が転倒しないような対策を施す必要がある。方法としては,前面から支柱やクサビ等で固定する。コンクリートパネルは重量が大きいため転倒すると非常に危険である。施工中の事故ではこの作業中に発生する場合が多いので,特に注意して施工する必要がある。
b) 壁面材の組立て作業
補強土壁の壁面材は全て背面の盛土側から設置するので,盛土面の高さが2m以上になると作業時墜落防止用の施設を施す必要がある。
c) 天端の現場打ち笠コンクリートでの作業
通常,補強土壁の施工には足場工を必要としない。しかしながら,天端の現場打ち笠コンクリート施工時においては,高所作業となるため,足場工を設ける必要がある。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
▼
比較形式の選定
▼
工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
▼
計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
▼
比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
▼
工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
▼
成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
「補強土壁・軽量盛土工法技術資料ファイル」無料配布中!技術資料と会社案内を1冊のファイルにまとめ,お手元に置いて頂きやすいようにしました。R5年7月会社案内カタログ刷新!きっと業務のお役に立つと思います。
会社案内お問合せ/資料請求 |
業務内容活動報告 |
技術情報
その他 |