(更新日:2019年7月18日)
国土交通省土木工事積算基準では従来,積上方式による積算を行っていたが,平成24年10月以降,積算の効率化および変更協議の円滑化を目的に,施工パッケージ型積算方式が導入され,順次,拡充が図られている。
(1) 積上方式による積算
従来の積上方式による積算は,歩掛に機械経費,労務費,材料費に数量を乗じ,これらを積み上げた単価表によるものであったが,発注者および受注者が積算を行う際に多くの負担がかかっていた。
表-1 積上方式による積算例(基礎砕石工)
(2) 施工パッケージ型積算方式
施工パッケージ型積算方式は,直接工事費について,施工単位ごとに機械労務費(K),労務費(R),材料費(Z)を含んだ施工パッケージ単価を設定し積算する方式。積上方式との大きな違いは,積算地区の単価と前年度の東京単価との比に構成比を乗じて単価を求めている点である。
表-2 施工パッケージ型積算方式による積算例(基礎砕石工)
2019年7月現在,国土交通省土木工事積算基準は順次,施工パッケージ型積算方式に移行中である。
参考文献
・一般財団法人 建設物価調査会:国土交通省 土木工事積算基準 平成24年度版~平成31年度版
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