(更新日:2023年9月4日)
(1) 絶乾密度とは
絶乾密度とは、水分を全く含んでいない骨材の比重である。
絶乾密度が大きいほど空隙が少なく、品質が良い骨材といえる。
(2) 試験方法
a) 試料の質量をはかる。
b) 試料を金網かごに入れ、水中で振動を与え、粒子表面と粒子間の付着空気を排除した後、20±5℃の水中で資料が入った状態で金網かごの見掛けの質量をはかり、また水温をはかる。
c) 金網かごの水中における見掛けの質量をはかる。
d) 水中から取り出した資料を105±5℃で一定質量となるまで乾燥し、室温まで冷やし、その乾燥質量をはかる。
e) 試験は同時に採取した試料について2回行う。
(3) 絶乾密度の算出
ここで、
Dd: 絶乾密度(g/cm3)
m1: 表面乾燥放水状態における試料の質量(g)
m2: 資料と金網かごの水中の見掛けの質量(g)
m3: 金網かごの水中の見掛けの質量(g)
m4: 絶対乾燥状態の試料の質量(g)
ρw: 試験温度における水の密度(g/cm3)
参考文献
・社団法人土木学会:2007年制定 コンクリート標準示方書[基準編] JIS規格集,pp146-147,2007.5
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