(更新日:2012年5月14日)
土は,図-1に示すように土粒子(固体),水(液体),空気(気体)の3相で構成されています。
密度を求めるために土粒子の質量と土粒子の体積を測定する必要があります。
土を乾燥すると図-2のようになり,この時の質量msが土粒子の質量です。
図-3のように,ピクノメーター(定容積のガラス容器)を水で満たした時の質量maを測定します。次に,図-4のように,ピクノメーターを試料と水で満たした時の質量mbを測定します。図-3の状態に図-4の状態の時と同量の試料を投入したとすると,試料土と同体積の水が溢れることになります。したがって,土粒子の体積Vsは溢れる水の質量を水の密度ρwで除して求めます。
土粒子の密度は土粒子部分の単位体積重量で,一般に2.5~2.8g/cm3の間にはいり,2.6~2.7g/cm3の値を示すものが最も多いです。このため通常の土の場合2.65g/cm3程度の密度を選んで用いても大きな問題は生じません。有機物を含む土の密度は2.5g/cm3以下であることが多く,泥炭の密度は一般に2.3g/cm3程度以下の値を示します。また火山灰質の粘性土の密度は,2.7~2.8g/cm3の間に含まれるものが大半ですが,なかには2.9g/cm3程度の値を示すものも認められています。
九州地方のしらすでは2.4~2.6 g/cm3と一般に低い値を示します。
弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
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