『補強土・軽量盛土・斜面補強・地盤技術』を技術的に深く追求する建設コンサルタント
(更新日:2012年11月16日)
(『道路土工 擁壁工指針(平成24年度版)』に記載されている擁壁の設計水平震度の用語解説)
擁壁の設計において,地震動の作用に対する照査は静的照査法に基づいて行ってよい。静的照査法を用いる場合には,地震の影響として考慮する慣性力および地震時土圧は,設計水平震度を用いて算出してよい。
設計水平震度は,擁壁工指針に定める標準値に地域別補正係数を乗じて算出する (解-1)。
kh=cz・kho (解-1)
ここに,
kh : 設計水平震度 (小数点以下2けたに丸める)
kho : 設計水平震度の標準値 (解表-1)
cz : 地域補正係数 (道路土工要綱平成21年度版 巻末資料 資料-1による)
解表-1 設計水平震度の標準値 kho
地盤種別 | |||
I 種 | II 種 | III 種 | |
レベル1地震動 | 0.12 | 0.15 | 0.18 |
レベル2地震動 | 0.16 | 0.20 | 0.24 |
ここに,
レベル1地震動 : 道路土工構造物の供用期間中に発生する確率が高い地震動
レベル2地震動 : 道路土工構造物の供用期間中に発生する確率は低いが大きな強度をもつ地震動
地盤種別 : 地盤の特性値TGにより求められる値。(TGはN値などから求める。)
※擁壁工指針(平成11年度版)では,解表-1の「レベル1」を「中規模」,「レベル2」を「大規模」と称していた。
弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
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