(更新日:2019年9月24日)
構造物によるのり面保護工の一つであるかご工は,機能,形状や設置方法等により,以下に示すじゃかご工・ふとんかご工・かごマット工に区分される。これらの概要を表-1にまとめる。
表-1 かご工の概要
じゃかご工 | ふとんかご工 | かごマット工 |
多量の湧水や表流水によるのり表面の浸食及び凍上を防止する機能があり,主としてのり面表層部の湧水処理,表面排水並びに凍上防止等に用いられる。 | じゃかごの機能と土圧に抵抗する機能を有しており,湧水箇所や地すべり地帯における崩壊後の復旧対策工等に用いられ,のり面工というよりはむしろ土留め用として使用される場合が多い。 | ドレーンかごや特殊ふとんかごとも呼称され,景観性向上やのり面・斜面の表層安定対策として用いられる。柔軟性に富んだ金網を連続した一体構造として金網内に小径の砕石を詰めることで,湧水と凍結融解作用が顕著なのり面・斜面全体に用いられる場合が多い。 |
<設計・施工上の留意点>
参考文献
・社団法人日本道路協会:道路土工 切土工・斜面安定工指針(平成21年度版),2009.6,pp300-301
弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
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