(更新日:2018年6月5日)
地すべり安定計算に用いる土質定数は,土質試験結果等により決定するものとする。土質試験結果より粘着力c(kN/㎡),内部摩擦角φ(°)を求める場合は次のような方法がある。
① 土質試験を行った場合は,現状の斜面の安全率(注1)を求め,(1)式によりc=0としてtanφを,tanφ=0としてcを算出し,c-tanφの関係図(図-2)に土質試験値をプロットして決定する。
図-1.簡便法による地すべり安定計算
図-2.c-tanφの関係図(すべり面がひとつの場合)
(注1) 地すべり斜面の安全率は,次の範囲で設定する。
・現在活動中の地すべりの場合 … Fs=0.95~1.00
・現在活動していない地すべりの場合 … Fs=1.05~1.15(風化岩すべりの例)
弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
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