『補強土・軽量盛土・斜面補強・地盤技術』を技術的に深く追求する建設コンサルタント
(更新日:2014年3月31日)
平成26年に発行された「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル 第二回改訂版,2013.12」では,“壁面材の部材の安定性の照査”の項目が追記された。壁面材には鋼製枠やコンクリートパネルなどがあるが,それぞれ次のように検討する。(関連用語:壁面材(種類と特性)も参考にしてください)。
鋼製枠形式の場合
鋼製枠部材の安定性は,図-1に示すように,主補強材となるジオテキスタイルの間の裏込材が円弧状に抜け出すと仮定し,その土塊重量に対して鋼製枠を構成する部材が安全であることを照査する。
図-1 壁面に作用する荷重
コンクリートパネル形式の場合
コンクリートパネル部材の安定性は,図-2,図-3に示すように,壁面と補強材の連結部に生じる引張力Tを等価な等分布に置き換えてパネルに作用させ,パネルに生じる曲げモーメント及びせん断力を算定し,構成するコンクリートや鉄筋の許容応力度を超えないことを照査する。
図-2 壁面材と補強材の連結 |
図-3 壁面材の断面照査の例 |
弊社では、補強土壁工法の断面検討、比較検討、詳細設計など承っております。
補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。
一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。
さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。
このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法)
弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。
公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。
【取扱工法】 テールアルメ,スーパーテールアルメ,多数アンカー,TUSS,アデムウォール,RRR,ジオパネル,ジオブロック,レコウォール,緑化テールアルメ,ワイヤーウォール,テンサー,アデム,E-グリッド,セルフォース,コスモグリッド,テンロン等
・ 補強土壁工法比較表(A3版) ・ 各工法ごとの横断面図(A3版) ・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版) ・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版) ・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版) |
検討条件により別途お見積もりさせていただきます。
工法選定条件確認
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比較形式の選定
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工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。
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計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。
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比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。
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工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。
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成果品の送付
他にも補強土壁,軽量盛土,斜面補強,地盤技術のあらゆるご提案ができます。
検討条件により別途お見積もりさせていただきますので是非お問合せください。
TEL: 06-6536-6711 / FAX: 06-6536-6713 設計部宛
「補強土壁・軽量盛土工法技術資料ファイル」無料配布中!技術資料と会社案内を1冊のファイルにまとめ,お手元に置いて頂きやすいようにしました。R5年7月会社案内カタログ刷新!きっと業務のお役に立つと思います。
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